お酒の神様、松尾大社初の大規模神宝展!
松尾大社展 みやこの西の守護神(まもりがみ)
2024年4月27日(土)~6月23日(日)
京都市西京区に鎮座する松尾大社の初めての神宝展です。松尾大社は渡来氏族である秦氏が創建に関わった神社で、平安京遷都以後は都の守護神のひとつとして崇められました。市内にも多くの氏子を持ち、酒・醸造の神として全国の酒造会社の崇敬もあつめています。わが国最古級の神像彫刻として重要文化財に指定されている御神像や、初公開となる源頼朝や織田信長ら中世の古文書をはじめ、祭礼や酒神としての歴史、酒の文化についての史資料を集め展観します。
お酒の神様、松尾大社初の大規模神宝展!
松尾大社展 みやこの西の守護神
(まもりがみ)
2024年4月27日(土)~6月23日(日)
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【展覧会のみどころ】
[1]9割の展示品が初公開!
出品作品108件のうち9割が初公開資料です。源頼朝や織田信長など、歴代の権力者が発した数々の古文書を一挙公開します。
[2]平安の三神像の揃踏み!
日本最古級の作例である三神像(男神像[老年]、男神像[壮年]、女神像)を、関連する御神宝とともにご紹介します。
[3]松尾大社を3D映像化!
松尾大社境内をデータ測量して制作した3D映像を初公開。
絵画資料とデジタル技術で松尾大社表象(イメージ)を辿ります。
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【展示構成】
プロローグ 受け継がれる信仰 ----------------------------------------------------------------------------
松尾社(現在の松尾大社)は平安京遷都より前に鎮座する古社であり、渡来系氏族である秦氏によって建立されました。その祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)と市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)の二柱です。神々の系譜や縁起をまずは紐解き、どのような神が信 仰されてきたのかを詳らかにします。
第1章 名所としての松尾大社 ---------------------------------------------------------------------------
洛西の古社である松尾社は古代から現代に至るまで、多くの人々に崇敬されています。今回の展示では時代を遡る形で、松尾社の信仰の有り様をみていきます。第1章では洛中洛外図をはじめ多くの絵画作品や名所記に登場する松尾社を取り上げます。また松尾社は酒・醸造の神とし て名高く、全国の酒造社との関わりや、造酒神として伝承が成立していく姿を追います。
第2章 天下人と松尾大社 ------------------------------------------------------------------------------
松尾社は朝廷のほか、歴代の将軍家や天下人からも篤く崇敬を受けていました。特に武家においては武神として敬われています。鎌倉幕府の源頼朝をはじめ室町幕府の足利尊氏や織田信長・豊臣秀吉らの朱印状、さらには徳川将軍家からの朱印状や文書を保管する箱などが現存しています。この章では天下人と松尾社との関係を明らかにします。
第3章 所領と神事 -------------------------------------------------------------------------------------
中世の松尾社では伯耆国東郷荘をはじめとする多くの社領によって神事が維持されてきました。代表的な荘園としては、丹波国雀部荘や越中国松永荘、摂津国山本荘があげられます。こうした荘園が退転していくなか、境内近郷の 膝下社領で神事を維持していきます。この章では松尾社が 神事を維持していく営みとしての社領経営と、それに支えられた具体的な神事をみていきます。
第4章 信仰の顕在 -------------------------------------------------------------------------------------
松尾社の信仰の具象化として御神像があります。平安時代前期に作られたと考えられる男神像(老年)、男神像(壮年)、女神像はそれぞれ大山咋神、その御子神、市杵島姫命に比定されています。この他、摂社・末社にも神像が祀られていました。神仏習合の影響を受けて作られ た御神像は松尾社の信仰対象のまさに具体的な形です。
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企画チケット
「近代洋風建築で楽しむお酒の夕べ」参加券付きチケット
明治を代表する洋風建築として重要文化財に指定されている別館(旧日本銀行京都支店)にてお酒文化を楽しむ
イベントを開催! 本展入場券にイベント参加券が付いたスペシャルなチケット
日 時:5月21日(火)18:00〜20:00
場 所:別館ホール
*詳細は、決まり次第京都文化博物館HPにてお知らせします。
今注目のシリーズ小説『神様の御用人』コラボ企画
ある日突然、神様たちの御用を聞いてまわる“御用人”に任命されたフリーター・良彦の東奔西走の日々を描いた、メディアワークス文庫の人気作『神様の御用人』。
10周年を迎える同シリーズの第7巻で松尾大社摂社の月読神社が登場するご縁から、この度松尾大社展とのコラボが決定しました。
松尾大社展特製フォトスポットやコラボグッズの販売も!
浅葉なつさん
[プロフィール]愛媛県出身、兵庫県在住。2010年、第17回電撃小説大賞でメディアワークス文庫賞を受賞し、『空をサカナが泳ぐ頃』(メディアワークス文庫)でデビュー。「古事記」や「日本書紀」に登場する神様と人の子の絆を描いた『神様の御用人』シリーズ(メディアワークス文庫)が人気を博し、同書はシリーズ累計200万部を突破した。『どうかこの声が、あなたに届きますように』(文春文庫)が、「第一回読者による文学賞」の大賞を受賞するなど、多くの読者から熱い支持を受ける作家。その他、『神と王』シリーズ(文春文庫)など著書多数。
[コメント]
この度は松尾大社展の開催おめでとうございます。秦氏によって創建され、京の都を今日まで見守ってきた『西の猛霊』。その至宝が一堂に集まる貴重な機会に、一人の神社ファンとして胸を躍らせています。
そして『神様の御用人』の作者として、コラボ企画にお声がけいただきましたことを、心より嬉しく思っています。令和まで紡がれた神と人の歴史はもちろんのこと、それを守り伝えてきた人々の心が、今後も連綿と受け継がれていくことを、切に願います。
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関連イベント
①歴史ウォーク「松尾大社を歩く」 ※要事前申込
講 師 :野村朋弘氏(本展監修者、京都芸術大学 准教授)
日 時 :2024年5月25日(土)
場 所 :松尾大社周辺
定 員 :30名
※参加費等詳細は、決まり次第京都文化博物館HPにて公開します。
②特別展記念シンポジウム ※要事前申込
登 壇 者:野村朋弘氏(本展監修者、京都芸術大学 准教授)
天野真志氏(国立歴史民俗博物館 准教授)
石井伸宏氏(鳥取市立歴史博物館 学芸員)
佐々木創氏(共立女子短期大学 非常勤講師)
渋谷綾子氏(東京大学史料編纂所 特任助教)
日 時 :2024年6月13日(木)14:00〜17:00
場 所 :別館ホール
定 員 :200名
参 加 費:無料(ただし本展覧会入場券〈半券可〉が必要)
※6月13日は保育ルーム設置予定。詳細は決まり次第、京都文化博物館HPに公開します。
<①②の申込方法>
往復はがきに住所・氏名(返信面にも)・電話番号・希望イベント名を記入し、京都文化博物館「松尾大社展」係へお送りください。または、京都文化博物館HP「特別展イベント申込フォーム」よりお申し込みください。
※先着順。定員に達し次第、受付を終了。
※参加者1名ごとにお申込みください。
※3月15日(金)10:00より受付開始
③学芸員によるギャラリートーク
日 時 :2024年5月10日(金)、5月24日(金)、6月7日(金)18:00〜
各日とも30分程度
場 所 :4階・3階展示室内
※事前申込不要、参加費無料(ただし、当日の入場者に限ります)
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【開催概要】
展覧会名:松尾大社展 みやこの西の守護神
会 期:2024年4月27日(土)〜6月23日(日)
開室時間:10:00〜18:00(金曜日〜19:30)※入場は閉室30分前まで
休 館 日:月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
会 場:京都文化博物館4・3階展示室
主 催:京都府、京都文化博物館、松尾大社、朝日新聞社
協 賛:アサヒグループホールディングス、月桂冠、ダイキン工業、竹中工務店
特別協力:学校法人瓜生山学園 京都芸術大学、エリジオン、NTTコミュニケーションズ、ソニーマーケティング
後 援:東京大学史料編纂所、国立歴史民俗博物館、公益社団法人京都府観光連盟、 公益社団法人京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都
入 場 料:一般1,600(1,400)円、大高生1,000(800)円、中小生500(300)円 (税込)
※( )内は20名以上の団体料金。
※未就学児は無料(ただし、要保護者同伴)。
※学生料金で入場の際には学生証をご提示ください。
※障がい者手帳などをご提示の方と付き添い1名までは無料。
※上記料金で2階総合展示と3階フィルムシアターもご覧いただけます(ただし催事により有料の場合があります)。
※前売券は2024年2月27日(火)〜2024 年4月26日(金)までの期間限定販売(会期中は当日券のみ)。
お問合せ:京都文化博物館 075-222-0888 https://www.bunpaku.or.jp/
≪主なチケット販売所≫
京都文化博物館、ローソンチケット(Lコード:55465)、チケットぴあ(Pコード:686-837)、イープラス、 セブンチケット(セブンコード:104-213)、CNプレイガイド、楽天チケット、近鉄駅営業所など。
2 ルイス・キャロル、ジョン・テニエル、ハリー・シーカー、ジョン・マックファーレン、ディズ・ウォリスによる約160年の挿絵の変遷を一堂に見ることができます。
「不思議の国のアリス」のはじまりの挿絵から最近のものまでを、照らし合わせてみることができる貴重な機会となります。(一部の原画となります。)
3 カラー原画に物語の一節を添えて紹介することで、物語を知らない方でも楽しめる展示になっています。
貴重な原画・再プリント版画には、お話を添えて展示します。
そうして、耳から耳に届くかと思われるほど口を開いてニカァと笑うと、前に身を乗りだして(もう少しで塀へいから落ちそうになりながら)アリスに手をさしだしました。
(『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』河合祥一郎訳/角川文庫より)
<関連年表>
1862年 数学講師のルイス・キャロル(本名:チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)がテムズ川で舟遊びを
していたリデル家の三姉妹(次女)から面白い話をせがまれ、即興でお話を作った
1864年 ルイス・キャロルによる挿絵をつけた手作り本『地下の国のアリス』をアリスへプレゼント
1865年 ロンドンのマクミラン社が、『不思議の国のアリス』を出版。挿絵は、人気挿絵画家のジョン・テニエルが担当。
1871年 続編となる『鏡の国のアリス』出版
1903年 ジョン・テニエルの挿絵の一部を色付けしたカラー版『不思議の国のアリス』を出版
1911年 アーティスト ハリー・シーカ―が16点を彩色、出版。
青いドレス、白いエプロン、金髪、青いリボンというアリスのカラーイメージが確立。
1927年 画家ジョン・マックファーレンによる34点の彩色画が完成、出版。
1995年 出版130周年記念として、ハリー・シーカーが描いていなかった、テニエルの挿絵76点の彩色を女流画家である
ディズ・ウォリスに依頼して、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』全ての挿絵がカラー化
<『不思議の国のアリス』あらすじ>
1865年、ロンドンのマクミラン社により出版。主人公のアリスが白ウサギを追っているうちに入り込んでしまった「不思議の国」で、時間が進まないお茶会やハートの女王様とのクロケーの会にも参加するなど、へんてこなキャラクターたちと出会う奇想天外な物語。
<『鏡の国のアリス』あらすじ>
『不思議の国のアリス』の続編として6年後の1871年に出版。「不思議の国」から半年後の雪の日。アリスは、暖炉の上の鏡をくぐり振り抜けて、キングやクイーンのいるチェスの世界へ。おしゃべりする花々や卵みたいなハンプティ・ダンプティも登場。チェスをモチーフに物語は進みます。
展示作品紹介(一例)
※閲覧環境により、作品画像の色が実際と異なる場合があります。
● グッズ情報
※商品は十分な数を用意しておりますが、売り切れる場合があります。
※実際の商品とはイメージおよび内容が異なる場合があります。
※価格は消費税を含む総額表示にしております。
● 開催概要
<展覧会名> 出版160周年記念 「不思議の国のアリス展」
<会場会期> 高島屋大阪店7階グランドホール 2024年5月9日(木)~29日(水)
<ご入場時間> 10:00~18:30(19:00閉場) ※最終日は~16:30(17:00閉場)
<入場料> 一般1,200 円(1,000 円)/大学・高校生1,000 円(800 円)/中学生以下無料
※( )内は前売り料金
<主催> 「不思議の国のアリス展」実行委員会
<特別協力> 英国マクミラン社、株式会社タトル・モリ エイジェンシー
< 訳 > 河合祥一郎『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』(角川文庫)
<後援> 日本ルイス・キャロル協会
<企画制作> 東映株式会社
<ホームページURL>https://www.takashimaya.co.jp/store/special/alice160th/index.html
KOBE MEET TRIP
〒651-0063 兵庫県神戸市中央区宮本通5-5-13 - 202
9:30~18:00
Tel(Fax): (078) 414-7220