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時代祭 京の秋空にきらびやかと

©KOBE MEET TRIP
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10月26日、京都三大祭りの一、時代祭が行われた。

正午、京都御所(京都市上京区京都御苑)を出発し、三条大橋を経由して平安神宮(左京区岡崎西天王町)までの約2Km を時代風俗衣装をまとった行列約2千人が練り歩き、訪れた外国人や観客の目を楽しませた。

行列は明治維新から始まり、江戸、安土桃山、吉野、鎌倉、藤原、延暦、そして御鳳輦などの神幸列と続いた。衣装もそれぞれ時代考証が行われており、有職故実さながらに衣装をじっくり見るのも楽しい。

 

時代祭は京都三大祭り(葵祭、祇園祭、時代祭)の一つで、明治28年(1895)、平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建されたことに伴い記念の奉祝行事として行われたのが始まりである。行列は綿密な時代考証が重ねられ、衣装、祭具、調度品はは京都の伝統文化の職人技で細部まにわたって再現され、有色故実を見るのも楽しい絢爛豪華な現代の時代絵巻である。

 

なお時代祭は、毎年10月22日に行われているが、令和元年の今年は、天皇陛下の即礼昇殿儀の日と重なり、22日は平安神宮の安全・無事を祈る本殿祭が執り行われ、行列が26日に行われたものである。

 

 

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