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グランマ・モーゼス展 あべのハスカル美術館で開幕!

 

あべのハスカル美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハスカル16F)では「生誕160年記念 グランマ・モーゼス展 素敵な100年」《会期:2021年4月17日(土)~6月27日(日)》が開催されます。

 

ⓒKOBE MEET TRIP
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1940年、ニューヨークの画廊で、ひとりのアーティストの初めての個展が開かれました。その人の名は、グランマ・モーゼスの名で親しまれているアンナ・ロバートソン・モーゼス(1860~1961)。アメリカ東部の無名の農婦から、70代で本格的に絵を描き始め、80歳の時にニューヨークで個展を開きます。それは、ひとりのアマチュアのコレクター・カルドアとの偶然の出会いでした。

 

アメリカ東部の農家の主婦として家庭を切り盛りしていたグランマ・モーゼスは、趣味だった刺繡絵がリウマチで続けられなくなったため、針を絵筆に持ちかえて創作を始めます。

グランマ・モーゼスのあたたかなまなざしは、生涯を通じて暮らした土地、愛した風景、日々の労働や季節ごとの行事など、常に身近なリアリティに富んだものにそそがれます。素朴な筆致の中に生きる喜びがあふれた彼女の作品は、その当時、大恐慌や第二次世界大戦を経験して疲弊していたアメリカの人々の心を捉え、一躍人気作家となります。日本でも1980年代に初めて紹介されて以来、根強いファンがいます。

 

今回、生誕160年を機に特別に企画された本展は、国内で開催される回顧展としては16年ぶりとなります。

第1章「アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス」、第2章「仕事と幸せと」、第3章「季節ごとのお祝い」、第4章「美しき世界」からなる4章構成により、最初期の作品から100歳で描いた絶筆、また愛用品や関連資料まで、日本初来日13点含む絵画80点、他含む131点もの展示を行っています。

自然や素朴な暮らしを愛し、たくましく誠実に、素敵な100年を生きたモーゼスおばあさんの世界を、深く知れる展示となっています。

 

 

 

●開館時間 火~金 10:00~20:00、月土日祝 10:00~18:00 (入館は閉館の30分前まで)

●休館日  4月19日(月)、5月10日(月)

●観覧料  一般=1,500円、大高生=1,100円、中小生=500円

 

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