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神戸どうぶつ王国 ミナミコアリクイの赤ちゃん 公開中!

 

神戸どうぶつ王国(神戸市中央区ポートアイランド)で、今年5月12日に誕生したミナミコアリクイの赤ちゃんが、一般されています。

 

名前は「コムギ」、メスで、生まれた時は体重380gm、頭同長約10㎝で誕生しました。今はお母さんの約三分の一の2kgまで成長しましたが、それでもお母さんの「コハル」の背中にしがみついたり、愛らしい姿を見せてくれます。

 

お母さんの「コハル」は初産で、まだまだ子育てに慣れてない新米ママ。背中の上に乗った「コムギ」がずり落ちそうになったり、巣箱の中に「コムギ」を置き忘れたりというエピソードがあるそうです。

ミナミコアリクイの一度の出産は一頭だけで、生後しばらく親の背中に乗って育てられ、約1年で成熟します。

 

ミナミコアリクイは、南米で生息していて、半分は平地や木の上でも過ごし、長く丈夫なしっぽを上手に使って器用に木登りします。大きな爪は蟻塚を壊したり、また強力な武器にもなります。

実際に蟻を3万匹ほど食べるアリクイのエサは、冷凍の蟻をメインに配合されるとか。

 

アリクイ飼育の担当の東実生さんは「お母さんのコハルは大変気が強い性格ですが、初産のコムギには優しい。大きくなるのも早いので、母親の背中に乗ってるところや、子育ての奮闘ぶりを見てください」ということでした。

 

ぜひ愛らしいミナミコアリクイ母娘を見てみませんか。