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神戸どうぶつ王国に新しい仲間が マレーバクとアルパカの赤ちゃん

 

神戸どうぶつ王国(神戸市中央区)に新しい仲間が登場しました。

 

6月12日(金)には3か月近く(2020年3月24日生まれ)のアルパカ”マーチ”(オス)

まだミルクを飲んでいて、コンタクトアニマルズ  ぴょんタッチ広場で人口飼育されています。足から頭まで約1m、長さ70cm、体重12kgというかわいらしさ。

 

アルパカとは、ラクダ科に分類され、ペルー、ボリビアに分布生息しています。

 

※動物の体調によってみることができない場合があります。

 

また6月8日(月)には、マレーバクのオス”ヨツバ”が仲間入りしました。

 

マレーバクはアジアに分布(ミャンマーからマレー半島、スマトラ諸島)する唯一の種で、バクの仲間でも大型の種類。

河川や沼地の周辺にある降水量の多い森林に生息しており、危険を感じると茂みや水中に逃げ込むことができます。

動物たちは生息地に適した体へと進化し、マレーバクにしかない能力があります。夜行性のマレーバクは、白黒の特徴的な体色で、夜間では白色部が際立つことで輪郭が不明確になり捕食者に発見されにくいといわれ、カモフラージュになっています。

森林伐採などによる生息地の破壊、娯楽やペット用目的の狩猟などにより生息数が減少していて、近い将来、野性での絶滅の危険性が高いとされて”絶滅危惧種”に指定されています。

 

 

記事:佐伯浩道