コートールド美術館展 魅惑の印象派」 記者内覧会へ

27日、神戸市立博物館(神戸市中央区京町)で「コートールド美術館展 魅惑の印象派」の記者内覧会が行われた。

 

28日より開催予定であった同展は、現在流行の新型コロナウィルス拡大防止のため、同展は残念ながら開催延期となっているので、神戸市立博物館のホームページで予定が報告されるのでご注意を。

 

コートールド美術館は、イギリス・ロンドン市内にある、充実した印象派、ポスト印象派の作品を蔵する殿堂の美術館。マネ最晩年の傑作《フォリー=ベルジェールのバー》、ルノアールが第一回印象派展に出品した記念碑的作品《桟敷席》、セザンヌ《カード遊びをする人々》、ゴーギャン《ネヴァーモア》など巨匠たちの代表作がずらっと並ぶ。

これらの作品が一挙して貸し出されることは滅多になおことだが、今回、コートールド美術館の改修工事のため、選りすぐりの絵画や彫刻約60点が来日するという貴重な機会となっている。

 

 

これらの作品が一挙して貸し出されることは滅多になおことだが、今回、コートールド美術館の改修工事のため多くの名作が来日、貴重な機会となっている。

コートールド美術館の創設者サミュエル・コートールド(1876-1947)はイギリスの実業家で、フランス近代絵画の魅力を母国に伝えたいと、その優れた審美眼で収集し、1932年にロンドン大学に美術研究所の創設が決まるとコレクションを寄贈。コートールド美術研究所と名付けられ、その展示施設としてコートールド美術館が誕生。

本展では、その研究機関という側面に注目し、美術史研究や科学的調査の成果を取り入れながら作品を読み解いていける。