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生田神社でどんど焼き 2020

 

16日、神戸市中央区の生田神社で、どんど焼き・注連縄焼却神事(特殊神事)が境内で行われ、お正月の期間(12月27日:杉盛飾りつけ~1月15日)飾られた杉盛りや注連縄、参拝者らが持ち寄った注連縄、お札などが燃やされ、神地の中で高く燃え上がった。

火は穢れを清め、新しい生命が生まれると言われている。

これは古来より、日本をはじめ世界でも多く「死と再生」という信仰があり、冬、太陽の陽が弱くなって生命力が衰えるのを、一度疑似で死に再生するというもの。「逆修」といもいう。よく寺院などにある「胎内くぐり」など代表。

 

生田神社では参拝者らが燃え残った灰を持ち帰り、門の脇などに盛塩のように1年間置いておくと邪鬼を祓ってくれるという。

 

「どんど」の語源は、燃え盛る火に「どんどん燃えろ」という意味だという説もある。

関東では「左義長」という場所も多い。