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有馬温泉 瑞宝寺公園 太閤愛でた紅葉見頃に

 

有馬温泉に近い紅葉の名所 " 瑞宝寺公園" (神戸市北区有馬町)で、秋には約2,500本の楓が、赤や黄に紅葉し、見頃を迎えています。

瑞宝寺公園は1873(明治6)年に廃寺となった瑞宝寺跡が神戸市の公園に編入されました。

この地は太閤豊臣秀吉が千利休と共に訪れ、大茶会を楽しんだことに由来し、1950年から有馬温泉観光協会が「有馬大茶会」を主催しています。

ここ瑞宝寺公園での光景を見た豊臣秀吉が、「いくら見ても飽きない」と言ったと伝承されることから「日暮(ひぐらし)の庭」との別称もあります。またここには、秀吉がこれを囲んで1日の清遊を楽しんだという愛用の石の碁盤も残されています。

 

高校時代からの仲良し3人組で、広島・東京から来られていた藤田李奈(26)は「グラデュエーションがとてもきれい。今日は有馬温泉に宿泊しますが、訪れたのも日本三大名泉の一つであったので」と話していただきました。高校時代の同級生で、今は広島と東京に別れているので、その中間の神戸で再会して女子会なのだそうです。

 

毎年11月初旬には紅葉を鑑賞しながらお茶を楽しめる「有馬大茶会」が催されています。

また11月1日~24日までは「もみじ茶屋」が期間限定でオープンします。

 

 

太閤秀吉愛用の石の碁盤
太閤秀吉愛用の石の碁盤