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京都ゑびす神社 残り福祭 舞妓奉仕

 

京都市東山区にある、京都ゑびす神社の十日ゑびす。8日の招福祭から12日の撤福祭までの5日間、通称 初ゑびすが執り行われます。

 

11日午後、残り福祭が行われ、祇園町、宮川町の舞妓さんのご奉仕による福笹と福餅の授与が行われました。

参拝された方々は、笑顔で福を頂かれました。

 

京都ゑびす神社は、西宮神社、大阪今宮戎神社と並んで日本三大ゑびすと称されています。(西宮神社・今宮戎神社については別記事にて)

関西では親しみを込めて「えべっさん」と呼びます。

 

京都のゑびす神社は今から約800年前、禅の祖師と言われる、建仁寺を建立された栄西禅師が、鎮守として境内地に最初に建てられました。

 

ゑびす様と言うと「商売繁盛」が思い浮かびますが、えびす神は元々漁師や田の神と信仰されているところも多い。福笹の笹も元々は京都ゑびす神社独自の「御札」の形態が広まったものと言われています。

 

笹は縁起物の松竹梅の竹の葉で、「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」といったことより家運隆昌、商売繁盛の象徴になったそうです。

 

京都ゑびす神社は、八重言代主大神(やえことしろぬしのおおかみ)、大国主大神、少彦大神がご祭神。

吉兆笹には縁起物の大宝・福俵・福簑・福熊手・福鯛・宝船・宝来等を取り付けたり、縁起の良いお札やお守り、福銭、小判など求めます。

12日まで、屋台が出たりしています。京都のえべっさんと親しまれる京都ゑびす神社です。