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神戸市消防出初式 2019

 

6日、神戸市中央区のメリケンパークで、年始恒例の消防出初式が行われ、日頃の訓練の成果を披露しました。

 

神戸市内各区から消防士や海上保安部、神戸水上警察、多くの市民、事業者ら約1,000人が参加、消防車・救急車など関係車両49台、船舶9隻、ヘリコプター2機が訓練に参加。海があり、山なども有する神戸。陸海空と三者が見事に連携して披露されました。

出初式では、様々な連携の促進することによって、決意新たにして「安全で安心なまち こうべ」の実現を目指します。

神戸市は過去、昭和13年の阪神大水害や阪神淡路大震災で多くの犠牲を出していて、それらを教訓に災害に強い街を年々強化していっています。黙とう等行われ、久本喜造神戸市長の式辞、消防庁長官、井戸敏三兵庫県知事が祝辞を述べ、式典は終了し、演技・訓練へと移りました。

訓練では、未来の消防を担う「未来っ子消防隊」150名らも参加。訓練では、車両4台が事故を起こした設定で防災協力隊、救急ボランティア、福祉コミュニティにヘリコプターも参加して、迅速に救助を完了。

最後に和太鼓が演奏される中、消防ポンプ車や消防艇が、鮮やかに水の一斉放水をすると、観客から歓声・拍手があがりました。