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神戸マラソン 2018 神戸の街を疾走

第8回神戸マラソン 2018 が、11月18日開催され、約2万人が神戸の街を駆け抜けた。

この日の神戸の天候は晴れのちくもり。午前9時の出走時の気温は13度ながらも、13時には19.5度まで上昇。ランナーにとっては少しお天気がよすぎたようで、途中の補給等しっかり対策しながらの走りになったようだ。

 

神戸マラソンの大会テーマは、みんなで咲かせる”感謝と友情”のひまわり。

阪神・淡路大震災から復興を遂げた神戸の街を国内外に発信するとともに、現在にいたるまで手を差し伸べていただいた方々に感謝を伝える大会。そのありがとうの想いを42.195kmのコース沿道を、震災復興の象徴の”ひまわり”の黄色で彩ってランナーを応援する。

 

スタートセレモニーは午前8時40分。黙とう、フレンドシップランナー紹介の後、阪神・淡路大震災の復興の歌でもある「しあわせ運べるように」を、宮城県多賀城高等学校合唱部、兵庫県立長田高等学校音楽部、兵庫県警察音楽隊が演奏合唱され、その後、『ひまわりの手袋』をひまわりを着用した両手を一斉に天高く掲げ、それぞれの想いを胸に、神戸の街に”感謝と友情”のひまわりを約2万人のランナーが届けた。

「しあわせを運べるように」を合唱・演奏
「しあわせを運べるように」を合唱・演奏
『2万人で咲かせる”感謝と友情”のひまわり』
『2万人で咲かせる”感謝と友情”のひまわり』
第1ウェーブ、第2ウェーブと2万人のランナーが出走
第1ウェーブ、第2ウェーブと2万人のランナーが出走

 

ランナーは神戸市役所前をスタート。南京町、長田・鉄人28号前を通り、明石海峡大橋を過ぎてから折り返し、ポートアイランドへ進む42.195kmを走破する。ラスト40km地点はゴールへのポートアイランドに向かい架かる神戸大橋があり、そこに至る坂道がラストの体力に「心臓破りの坂」とも呼ばれる。

 

男子はクァリル・ルムシエ(モロッコ)が2時間13分54秒で大会2連覇を果たした。

女子はスーザン・ジエロティク(ケニア)が大会新の2時間31分38秒で優勝した。

 

【大会記録】

 

出走者数:20,395名  男子:15,397名 女子:4,998名

完走者数:19,569名 (完走率:95.9%)男子:14,846名 女子:4.723名

 

【男子記録】8位入賞者まで、敬称略

1位 クァリル ルムシェ(31) モロッコ      2:13:54

2位 リャム アダムス (32) オーストラリア   2:14:38

3位 ハムザー サヒリー(25) モロッコ      2:18:18

4位 コスマス キエヴァ(33) ケニア       2:18:53

5位 塚田 空     (28) 京都        2:19:26

6位 篠藤 淳     (33) 兵庫        2:19:26

7位 小田 俊平    (22) 茨城        2:21:28

8位 山崎 高丸    (30) 高知        2:23:45

 

【女子記録】8位入賞まで、敬称略

※女子1位、2位とも大会新記録

1位 スーザン ジェロティク (31) ケニア      2:31:38

2位 ムンフザヤ バヤルツオト(25) モンゴル     2:31:38

3位 ニーナ サヴィナ    (25) ベラルーシ    2:33:36

4位 サナ アチャハバール  (33) モロッコ     2:34:11

5位 ココビ テスファゲビエ (24) エリトリア    2:39:10

6位 メラニー パネィオトゥ (34) オーストラリア  2:44:16

7位 横川 海姫(みき)   (20) 兵庫大学     2:49:21

8位 服部 綾実       (26) 愛知・名古屋大学 2:50:14