特別陳列

 

泉屋博古館の名宝

ー住友春翠の愛でた祈りの造形ー

 

2024年7月20日(土)~9月1日(日)

 

泉屋博古館は、住友家第15代住友吉左衛門友純(雅号:春翠、1864‐1926)のコレクションをはじめとした美術品の保管、研究、公開をおこなう美術館です。3500件に及ぶ収蔵品は、中国古代青銅器、東アジアの書画、西洋絵画、近代陶磁器、茶道具、文房具、能面・能装束など幅広い領域にわたり、設立の地である京都・鹿ヶ谷、そして東京・六本木でも公開されています。(泉屋博古館〔京都〕は改修工事のため、2025年春まで休館)。

 

 本展は、泉屋博古館の全面的なご協力の下、住友コレクションの代名詞とでも言うべき中国青銅器の名品と、春翠の審美眼による選りすぐりの仏教美術をご紹介するものです。古代中国の祭祀に用いられた青銅器や、仏教寺院にまつられた仏像、仏教儀礼に関わる仏画や工芸品など、いわば様々な信仰に関わる名品を一堂に集めた展覧会とも言えます。実業に携わりながら芸術文化にも高い関心を示した住友春翠の、祈りの造形に注いだまなざしを感じて頂ければ幸いです。

 

鴟鶚尊 (京都・泉屋博古館)
鴟鶚尊 (京都・泉屋博古館)
重要文化財 阿弥陀如来坐像 (京都・泉屋博古館)
重要文化財 阿弥陀如来坐像 (京都・泉屋博古館)
重要文化財 水月観音像 徐九方筆(京都・泉屋博古館)
重要文化財 水月観音像 徐九方筆(京都・泉屋博古館)
国宝 瑞花鳳凰八稜鏡(線刻仏諸尊鏡像) (京都・泉屋博古館)
国宝 瑞花鳳凰八稜鏡(線刻仏諸尊鏡像) (京都・泉屋博古館)

 

 

【開催概要】

 

 

会  期:2024年7月20日(土)~9月1日(日)

会  場:奈良国立博物館 東新館

休  館  日:毎週月曜日(ただし8月5日、12日は開館)

開館時間:午前9時30分~午後5時

     ※8月5~14日(なら燈花会の期間)は午後6時まで

      8月15日(中元万燈籠)は午後7時まで

     ※入館は閉館の30分前まで

観覧料金:一般:700円 大学生:350円

     ■ 高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳またはミライロID (スマートフォン向け障害者                                                   

       手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)は観覧無料。

     ■ 高校生以下および18歳未満の方と一緒に観覧される場合、子ども1名につき、同伴者2名まで一般100円引き、

       大学生50円引き。

     ■ この観覧料金で、わくわくびじゅつギャラリー「フシギ!日本の神さまの美術」(西新館)・名品展「珠玉の

       仏たち」(なら仏像館)・中国古代青銅器(青銅器館)をあわせてご覧になれます。

主  催:奈良国立博物館

特別協力:公益財団法人泉屋博古館

特別支援:DMG森精機

協  力:仏教美術協会

 

 

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「わくわくびじゅつギャラリー」

 

フシギ!日本の神さまのびじゅつ

 

2024年7月20日(土)~9月1日(日)

 

日本では、はるか昔から、数えきれないほどたくさんの神さまがいると信じられてきました。人びとは神さまへの祈りをささげる中で、神さまへのささげものを用意したり、神さまの姿を表したり、また、神さまとほとけさまを結びつけたりもしました。このような営みから、さまざまな祈りの美術が生み出されました。

 

この展覧会では、日本の神さまの美術にまつわる、いろいろな " フシギ " をご紹介しながら、人びとが日本の神さまをどのように見つめていたのか、その秘密に迫ります。展覧会場では、お子さまから大人の方まで楽しめるよう、体験型の要素を盛り込むなど、いろんな工夫を凝らしています。さまざまな " フシギ " にふれながら、日本の神さまの美術の魅力を感じてください!

 

重用文化財 天神像(奈良・興喜天満神社)
重用文化財 天神像(奈良・興喜天満神社)
国宝 八幡三神像のうち神功皇后 (奈良・薬師寺)
国宝 八幡三神像のうち神功皇后 (奈良・薬師寺)
獅子・狛犬 (奈良・薬師寺)
獅子・狛犬 (奈良・薬師寺)

本展をナビゲートする奈良国立博物館公式キャラクターの「ざんまいず」
本展をナビゲートする奈良国立博物館公式キャラクターの「ざんまいず」

 

 

【開催概要】

 

 

会  期:2024年7月20日(土)~9月1日(日)

     ※会期中、一部の作品は展示替えを行います。

会  場:奈良国立博物館 西新館

休  館  日:毎週月曜日(ただし8月5日(月)、12日(月・祝)は開館)

開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで)

     ※8月5~14日(なら燈花会の期間)は午後6時まで、8月15日(中元万燈籠)は午後7時まで

     ※会期・開館時間等は今後の諸事情により変更する場合があります。

観覧料金:一般:700円 大学生:350円

     ■ 満70歳以上の方、障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介   

       護者1名を含む)は無料です。

     ■ 高校生以下および18歳未満の方と一緒に観覧される場合、子ども1名につき、同伴者2名まで一般100円引き、

       大学生50円引き(親子割引)。

     ■ この観覧料金で、同時期開催の特別陳列「泉屋博古館の名宝―住友春翠の愛でた祈りの造形ー」(東新館)・     

       名品展「珠玉の仏たち」(なら仏像館)・中国古代青銅器(青銅器館)をあわせてご覧になれます。

       

 

関連イベント

 

わくわくトーク!「ナゾとき!神さまの美術」

 

■ 日時:令和6年(2024)7月27日(土)

   ①10:30~11:15(10:00開場)

   ②14:00~14:45(13:30開場)

■ 講師:翁みほり(同館学芸部研究員)

■ 会場;同館講堂

■ 対象:小・中学生とその保護者

■ 定員:各回30組(事前申込先着順)

■ 申込方法:同館ウェブサイト「講座・催し物」→「その他講座」申込フォームより必要事項をご入力の上、お申し込みください(WEB申込のみとなります)。

■受付期間:6月24日(月)午前10時~7月26日(金)午後5時

 

 

主  催:奈良国立博物館、NHK奈良放送局

特別支援:DMG森精機

協  力:奈良市教育委員会、仏教美術協会