12月5日(土)より2021年1月24日(日)まで、神戸市立博物館(神戸市中央区)では、特別展「つなぐ」展が開催されます。
新型コロナウィルス感染症では、その拡大を受けて、私たちは当たり前だと思っていた日常がいとも簡単に崩れ去るという現実を突きつけられました。
出会い、語らい、ふれあう。人が生きていく上で欠かすことができない、こころあたたまる営為さえもままならない世界が私たちを取り巻いています。
神戸市立博物館では、このような社会であるからこそ、「つながり」ということについて考え、今一度、皆さんと考えてみたいということで、さまざまな時代や地域で生み出された、人の想いが神戸市立博物館のコレクションや地域に残った文化財を通して考えてみましょう。
キーワードは「つなぐ」。過去と未来、視えるものと視えないもの、心と心・・・コレクションを語り手とする「つなぐ」を巡る6つのストーリーが展開します。
博物館と皆さんの新しい物語の始まりです。
① 過去と未来
「過去」と「現在」、そして「未来」へと、人間の意識や感性をダイレクトにつなぐ
② 視えるものと視えないもの
古来人々が求めてきた、見えない世界との「つながり」
③ 場と記憶
物語とイメージによって、ある土地と、そこで育まれてきた記憶を「つなぐ」
④ 人と世界
「世界はどのような姿をしているのか?」という問いへの答えが、人と、私たちを取り巻く世界を「つなぐ」
⑤ 人と人
家族、恋人、友人、師と弟子・・・「人」と「人」との「つながり」
⑥ 心の奥へ
「心」をあたためてくれる作品の前にただ、たたずみましょう。
※本展では、新型コロナウィルス感染症対策のため、入館無料の方や観覧券をお持ちの方を含め、すべてのお客様はオンラインによる事前予約が必要になります。
神戸市立博物館 https://kobecitymuseum.jp/