11月17日(日)、神戸マラソン 2019 が開催されました。
神戸マラソン フレンドシップランナー、震災25年特別ゲストの皆さんのコメントです。
【フレンドシップランナー】
川澄奈穂美さん、田中明日菜さん
川澄奈穂美さん プロサッカー選手、スカイ・ブルーFC(元INAC神戸レオネッサ)
【大会公式事前コメント】
この度、フレンドシップランナーとして神戸マラソンに参加させていただきます。私にとってフルマラソン初挑戦ですが、初めてのマラソンが良い!と思っていたので、まずスタートラインに立てることにワクワクしています。
神戸は私にとって第2の故郷です。INAC神戸に入団してから8年間神戸で過ごしました。移籍した今もオフシーズンには神戸に遊びに行きます。海と山に囲まれ、オシャレで、美味しいものがたくさん食べられて、人の温かさに触れられる神戸の街が大好きです。
今年で阪神・淡路大震災から25年が経ちました。近年、日本各地で自然災害が起こり、被害が出ています。阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けた神戸の街が復興し元気を取り戻している姿は、被災地に限らず様々な状況に置かれた方の希望だと思います。
田中明日菜さん プロサッカー選手、慶州韓国水力原子力FC(元INAC神戸レオネッサ)
【大会公式事前コメント】
この度、フレンドシップランナーとして神戸マラソンに参加させていただくようになりました。初マラソンですので、42.195Kmという道のりは未知の世界ですが、完走目指して頑張りたいと思います。
私はTASAKIベルーレFC、INAC神戸レオネッサの一員として約10年間神戸で過ごしました。ゆかりあるこの神戸の地で、初マラソンに挑戦することができて、本当に嬉しく、楽しみでいっぱいです。
今年で阪神・淡路大震災から25年が経ちました。私はこの震災を経験した1人です。25年前の出来事ですが、今でも記憶に残っています。神戸マラソンを通じて、甚大な被害を受けた神戸が復員した姿や、たくさんの笑顔やパワーを皆様と共に届けられたらなと思います。
【インタビュー・走り終えて】
(敬称略)
川澄 もう声援がすごくて、ボランティア活動の人たちもそうですが、人から応援されるとこんなに力が出るんだなぁと改めて感じました。
マラソンは初めてですか?
川澄・田中 初めてです。
サッカーとマラソンの違いはなんですか?
川澄 全然違います。サッカーはボールがあるし、相手も味方もいるのですが、マラソンは前を進み続けるので全然違いますね。
どちらが大変ですか?
川澄 もう絶対にマラソンです!
走り切った今の気持ちは?
川澄 美味しいものを食べて、早く寝たいです(笑)
2人で同時にゴールされましたね。
田中 楽しくしゃべれながら走れたのでよかったです。
神戸大橋(40Km地点)、心臓破りの坂などと呼ばれていますが、ラストどうでしたか?
自分たちは、かえって上り坂のほうが楽だったので、平坦なところや下りよりはスイスイ行けました。
サッカーの練習も関係あるのですね。
田中 あると思います。
沿道の声が力になれたということですね。
川澄 はい、めちゃくちゃ力になりました。
田中 応援されたらすぐレスポンスして返事してしまいます(笑) 楽しかったです。
川澄さんは神戸に住まれていた頃は大安亭市場(神戸市中央区八雲通)でよく買い物されたと。
川澄 そうです!野菜やお肉はよく買いに行きましたよ!
どうもありがとうございました!
【震災25年特別ゲスト】
大橋未歩さん フリーアナウンサー・防災士
神戸市須磨区出身
スタートセレモニーに参加し、ランナーとしても出走されました
(今年度は阪神・淡路大震災から25年を迎える節目の年度です。16歳のときに神戸で阪神・淡路大震災を経験した大橋さんを「震災25年特別ゲストとしてお迎えし、大会を盛り上げました)
【大会公式事前コメント】
高校生のときに震災を経験しているので、復興した神戸のまちを発信し、震災の教訓を伝えていく神戸マラソンに、みなさんと一緒に関われることに感謝しています。初マラソンは不安ですが、苦しい時は神戸の景色や一緒に走るランナー、沿道の応援が足を前に出してくれると思っています。最後に神戸大橋からどんな景色が見えるのかとても楽しみです。
【インタビュー・走り終えて】
完走おめでとうございます。
大橋 ありがとうございます! いや、本当に走れて、走ってよかったです! ほんとうに来てよかった!
走りながら見た神戸の街はいかがでしたか?
大橋 沿道の方々とハイタッチするのがうれしかったです。神戸大橋から見た風景はきれいで、改めてこの街で育ってよかったと思います。沿道の方々が本当に暖かくて、声援が途絶えることがなくて。
須磨の景色はよく見えましたか?
大橋 よく見えました!須磨の地元の方々の応援は特にすごくて…。両親も来てましたし、父の友だちの方々とか、本当にいろんな方々が来て下さって…。あと2こく(国道2号線の地元での呼び方)から瀬戸内海を見た時に、船が応援の放水をしていてくださっていて、なんかその放水が瀬戸内海に反射してすごくきれいでした!
どうもありがとうございました!